【4月4日 AFP】国際サッカー連盟（FIFA）は3日、今年行われるU-17W杯（U-17 World Cup 2023）について、ペルーでの開催を取り消したと発表した。理由は「当該国が必要なインフラ整備を完成させる約束を果たせなくなったため」と説明している。

　FIFAは、ペルーサッカー連盟（FPF）とは「非常に良好な関係を築いてきた」ものの、「大会の開幕までに必要な投資を確保し、ペルー政府と必要な作業を完了するための十分な時間が現時点では足りないと判断された」と述べた。

　また、計24チームが出場するU-17W杯は、予定通り今年11月10日から12月2日まで開催されるが、「新しい開催地については、後日指定する」としている。

　FIFAは前週、5月20日から6月11日まで開催予定のU-20W杯（U-20 World Cup 2023）についても、インドネシアでの開催を取り消したと発表したばかりだった。バリの州知事らが、イスラエルの受け入れに反発していたことが理由とみられる。(c)AFP