【4月3日 AFP】サウジアラビアが後援する男子ゴルフのLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)は2日、第3戦の最終日が米フロリダ州オーランド(Orlando)のオレンジカウンティナショナルGC(Orange County National Golf Center、パー71)で行われ、ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)が通算15アンダーで優勝。LIVゴルフ2勝目を挙げ、次週のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2023)に弾みをつけた。

 メジャー優勝4回を誇り、昨年LIVゴルフに移った大物の一人であるケプカは、最終日に「68」をマークし、マスターズを130万ドル(約1億7400万円)も上回る400万ドル(約5億3400万円)の優勝賞金を手に入れた。昨季最終戦に続く2勝目で、LIVゴルフで複数勝利した選手はケプカが初となる。

 近年、度重なるけがに苦しんできたケプカは「ようやく健康を取り戻し、いいゴルフができてよかった」と喜び、「健康な自分にどれだけの力があるかを考えるとワクワクする。来週がどうなるか楽しみだ」とコメントした。

「オーガスタ(・ナショナル・ゴルフクラブ<Augusta National Golf Club>、マスターズの会場)に向けていいテストになった。グリーンが非常に速くて、よく似ているからね。何本かもう少し強く打っていれば楽になったかもしれないパットもあったが、とにかく勝ててよかった」

 セバスチャン・ムニョス(Sebastian Munoz、コロンビア)が1打差2位、2018年のマスターズ覇者パトリック・リード(Patrick Reed、米国)とディーン・バーメスター(Dean Burmester、南アフリカ)が3打差3位タイに入った。(c)AFP