ロシアがポーランドでのフェンシング大会不参加、条件に反発
発信地:モスクワ/ロシア
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【4月3日 AFP】ロシア・フェンシング連盟(FFR)は2日、ポーランドで行われるパリ五輪予選を兼ねたW杯大会について、ウクライナ侵攻に反対しなければならないという条件を大会側が示したことを受け、選手を派遣しない意向を表明した。
21日から始まる女子フルーレのW杯に向けて、ポーランド・フェンシング連盟(PZS)は、ウクライナ侵攻は「国際法と条約に対する明らかな違反」であり、ロシアとベラルーシの選手が参加する場合は「ウクライナでの戦争を支持しない」という声明文に署名しなければならないと発表。さらに「ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)政権と関係がない」こと、「ロシアとベラルーシの軍や国防組織に雇用されていない」ことを宣言する必要があると話していた。
これを受け、FFRのイルガル・マメドフ(Ilgar Mamedov)会長が、「ロシアのフェンサーがポーランド大会に参加するか? もちろんしない。受け入れがたい」とコメントしたと国営ロシア通信(RIA-NOVOSTI)が伝えた。
マメドフ会長は別の国内メディアに対して、「こうした挑発的な条件を課されて、この大会に参加することはできない」と憤り、ロシアの五輪関係者も、今回の条件は「差別的」だと評している。
国際フェンシング連盟(FIE)は先月、ロシアとベラルーシの選手の国際大会復帰を容認し、両国を再び受け入れた最初の五輪採用競技となった。しかし、ウクライナはこの決定に猛反発し、除外を維持するよう激しく訴える声も出ている。また両国の選手の出場に反対する各国で、次々に大会の中止も決まっていた。(c)AFP