【4月1日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2023)は31日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第10シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は6-7(4-7)、6-4、6-2で第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に逆転勝ちを収め、決勝進出を果たした。

 第1セットは激しいストローク合戦の末にアルカラスがタイブレークでものにすると、第2セットはシナーが取り返した。第3セットはアルカラスの動きに異変があった中で、シナーが堅実なストロークを展開し、3時間に及んだ激闘を制した。

 シナーは2日の決勝で、第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)と対戦する。

 一方、アルカラスはこれで世界ランキング1位の座をノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に譲ることになり、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)との連続優勝「サンシャインダブル」の望みもついえた。

 試合後には脚にけいれんが起きていたと明かしつつ、それが敗因ではないと話した。(c)AFP/Simon EVANS