【4月1日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2023)は31日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は7-6(7-5)、3-6、6-3で第14シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)とのロシア勢対決を制し、直近5大会連続の決勝進出を果たした。

 メドベージェフは第3セットの第4ゲームをブレークして試合の流れを完全に引き寄せ、同セットではファーストサーブでポイント獲得率82パーセント(17本中14本)を記録。試合全体では計13本のサービスエースをマークし、相手のブレークチャンスも6本中4本しのいだ。

 子ども時代からの友人で、手の内を熟知している相手を退けてほっとした様子を見せたメドベージェフは、「最高の試合だった」とコメント。ハチャノフも最高のプレーができたと振り返り、結果的に負けたのは少し不運だったと話した。

 メドベージェフは1日の決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と第10シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)の勝者と対戦する。(c)AFP