【4月1日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2023)は31日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第15シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)はソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)を7-5、6-4で下し、初の大会決勝へ駒を進めた。

 1日の決勝では、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)女王で第10シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)と対戦し、2018年のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2018)以来となる通算9度目のWTA 1000制覇を目指す。

 ルバキナは前日の準決勝で第3シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)を破り、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)との連続優勝「サンシャインダブル」に王手をかけている。

 クビトバとルバキナは過去に2度顔を合わせ、初対戦となった昨年のオストラバ・オープン(AGEL Open 2022)ではルバキナが勝利したが、今年1月のアデレード国際2(Adelaide International 2 2023)ではクビトバがリベンジを果たしている。

 一方、33歳のクビトバとのベテラン対決に敗れた32歳のシルステアは、オフにトーマス・ヨハンソン(Thomas Johansson)氏をコーチに迎えて以降は成績が一変し、前週のBNPパリバ・オープンで8強入りすると、今大会でも10年ぶりのWTA 1000準決勝進出を果たしていたが、悔しい結果に終わった。(c)AFP/Simon EVANS