【4月2日 CGTN Japanese】中国の各省(直轄市・自治区)でこのほど、2023年省(直轄市・自治区)クラスの公務員公募が始まりました。多くのポジションの応募年齢の上限はこれまでの満35歳から満40歳に引き上げられました。

 中国中部にある河南省の2023年の省クラス公務員公募では、年齢に特別な要求があるポジションを除き、応募年齢の上限はこれまでの満35歳から満40歳に引き上げられました。また、南西部の貴州省や北方の天津市、中部の湖北省などでも、一部のポジションの応募年齢の上限が緩和されました。

 中国共産党中央組織部が2019年に改定した「公務員採用規定」によりますと、公務員受験を申し込む条件は、「満18歳以上、35歳以下」とされています。また、多くの事業体や国有企業、民間企業も求人の場合、35歳以下を採用基準の一つとしています。そのため、現実では、一部の職場で働き盛りの年齢層は、ある程度の求職難、転職難、昇進難、再就職難などの試練にさらされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News