【3月30日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2023)は29日、女子シングルス準々決勝が行われ、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)覇者で大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)が世界ランキング74位のソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に4-6、4-6のストレートで敗れる波乱が起きた。

 32歳のシルステアにとっては、2013年のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2013)以来10年ぶりのWTA 1000での4強入りとなった。 トーマス・ヨハンソン(Thomas Johansson)氏をコーチに迎えて以降は調子が上向きで、前週のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)でも世界ランク4位のキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)を破って準々決勝に進出していた。

 シルステアは準決勝で、第15シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と第18シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova)の勝者と対戦する。両者の準々決勝は同日に予定されていたが、大雨のため中止が決定し、30日に延期になる見通しとなっている。(c)AFP