【4月1日 CGTN Japanese】「県域公立病院の質の高い協同発展シンポジウム」がこのほど、北京市内で開催されました。出席者は、県クラス病院(病床数 100~500床)が質の高い発展を背景に進めてきた模索と実践の経験を共有しました。

 会議で発表された「県クラス病院総合能力に関する社会評価報告書」は、県クラス病院数は社会面から見れば全国の病院総数の47%と、ほぼ半数近くに達しており、一方で県クラス病院での受診率は94%で、段階別診療で一定の成果を上げており、94%の疾患は県クラス病院で診療を完結できていることを明らかにしました。

 報告書は「県クラス病院は人間本位であるべきで、人材バンクを構築し、人材育成の仕組みを整備すべきだ。また、実情と特色、および所在地の人々の通院ニーズを結びつけ、強みを持つ診療分野を発展させる必要がある。さらに、各科を融合して発展させ、中央管制化された発展モデルを形成せねばならない。インターネット技術を生かし、遠隔診療や遠隔医療などの手段を駆使し、良質な医療資源を末端に浸透させ、より多くの人々が恩恵を受けられるようにしていく」と論じました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News