【4月1日 CGTN Japanese】中国中部に位置する河南省(Henan)の洛陽市文化広電・観光局は3月24日、4月8日〜16日の洛陽牡丹文化祭の期間中、洛陽市内の実際の場所を舞台にした40種のリアル・ロール・プレイング・ゲーム(RPG)を行うことを発表しました。その会場には、地元の有名博物館も含まれており、洛陽古墓博物館など4つの人気博物館では、『博物館の奇妙な夜』をテーマにした宿泊イベントも行われるということです。

 このニュースはネットユーザーの間で話題となっており、特に洛陽古墓博物館の「奇妙な夜」イベントのチケットが人気を集めています。主催関係者は、「博物館は従来の展示をベースに、新しい挑戦も行っていきたい。参加者には、体験と没入感を高めたいと考えている。古墓博物館でのリアルRPGは、『歴史と現実の隙間』に落とし込まれた参加者が、博物館内の各墓室を探索しながらさまざまな文化財を見つけ出すことで古代人と対話し、現実に戻る手がかりを見つけていくという設定だ」と話しました。リアルRPGは期間中、毎日午後6時半に開始し、午後10時半まで続きます。ゲーム終了後、参加者は博物館内のホールに張られたテントで一夜を過ごし、翌日午前7時半に解散となります。

 洛陽古墓博物館のリアルPRGの参加チケット料金は一人1688元(約3万2000円)で、50人限定です。参加者はゲームを楽しめるだけでなく、特別な飲食メニューや博物館による専門的な解説などのサービスが提供されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News