(写真=gettyimagesBank)(c)MONEYTODAY
(写真=gettyimagesBank)(c)MONEYTODAY

【03月28日 KOREA WAVE】米国のある幼稚園で、一人の園児が弁当のおかずとしてキムチを持ってきたところ、教諭が保護者に「気持ち悪い臭いだ」などと怒ったことが問題になっている。米国のオンライン上では、この教諭の行動を「人種差別」だと批判する声も出ている。

英タブロイド紙「デイリー・メール」などによると、米オンラインコミュニティ「レディット」に、5歳の息子を持つ韓国人女性(30代)の投稿が掲載された。

それによると、幼稚園の教諭は電話で「そんな気持ち悪い弁当は不適切だから作らないでほしい」「他の園児にもマイナスになる。不快な臭いがする」と無礼な言葉遣いで伝えたという。

保護者が「息子が好きな食べ物だ」と訴え、メニューを変更するつもりはないと言ったところ、教諭は「容認できない」「幼稚園にはあまりにも不適切だ」と再び抗議のメールを送ってきたという。

保護者は教諭と良好な関係を維持してきたため、今回の一件に当惑しているようだ。

投稿に対し、5600件余りの書き込みが掲載された。大部分は「あなたの息子の食べ物は極めて正常」「その教諭はこれ以上子供たちを教える資格がない」「明白な人種差別」などの反応を示した。

一部には、むしろ教諭を理解すべきだという意見もあった。「私たちには大切な食べ物ではあるが、キムチの臭いはたしかにひどい」「教諭の言い分はある程度理解できるが、対処方法が残念だ」などと記されていた。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News