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【03月28日 KOREA WAVE】7年間交際したガールフレンドと結婚式を控えていた男性が、自分も知らない間に書類上、既婚者になっていた――という珍事が韓国で起きた。

JTBCの報道によると、男性はガールフレンドとの結婚式を1カ月後に控えて婚姻届を出そうとした時、別の女性との婚姻届が出されているという事実を知った。区役所に同行したガールフレンドは「私をだましていたのね」と怒って席を立った。

書類上の結婚相手は、男性が20代前半ごろ、5カ月間交際していた女性だった。2人はナンパで出会い、共通の知り合いがいなかった。恋愛感情はすぐに盛り上がったが、早く冷め、まもなく別れることになったという。その時期は9年前だった。

男性はその女性の居所を突き止めて問いただしたが、女性も婚姻届を出したことを忘れ、別の男性との結婚を控え、既に妊娠中だった。

2人が交際していた2010年の初めごろ、婚姻届を作って保管するのが恋人たちの間で流行していたという。当時、男性は女性に「婚姻届は手元に置いておくだけ」と念を押したが、女性は「愛を証明したい」と、内緒で役所に提出したという。

専門家は「その女性のお腹の子供の父親は婚姻相手となる。今回の場合、法的に婚姻中であり、子供の父親は当該男性と推定される。法的に複雑だ」と話した。

女性は「協議離婚」を提案したが、男性は「離婚だと婚姻の記録が残る」として婚姻無効の措置を取りたいとしている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News