【3月25日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2023)は24日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)や第7シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)ら上位シードが初戦で姿を消す波乱が起きた。

 ジャバーは予選勝者のバーバラ・グラチェバ(Varvara Gracheva)に2-6、2-6のストレートで敗退。ジャバーは全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)で痛めた膝にメスを入れ、前週のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)に続いてこれが復帰2戦目だった。

 サッカリは、全米オープン(US Open Tennis Championships)元女王で現在世界ランク31位のビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)に7-5、3-6、4-6で逆転負けを喫した。

 第5シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)も2-6、3-6でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に屈し、BNPパリバ・オープンに続いて同じ相手に連敗となった。

 一方、第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は鼠径(そけい)部を痛めたとみられるが、シェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)に6-4、6-3で快勝。3回戦では、第31シードのマリー・ボウスコバ(Marie Bouzkova、チェコ)と対戦する。(c)AFP/Simon EVANS