【3月25日 CGTN Japanese】中国の大手求人サイト「前程無憂(51Job)」がこのほど発表した調査報告書によると、在職者の8割以上が睡眠障害に悩まされていることが分かりました。ホワイトカラーが抱える主な3つの悩みは、睡眠が浅い/目覚めやすい(33.6%)、深睡眠時間が短すぎる(29.5%)、入眠障害(27%)でした。回答者の82.6%は1日の睡眠時間が8時間未満だと答えています。

 また、回答者は仕事が睡眠障害の要因だと考えています。1日の平均残業時間については、6割近くが1時間以上、35.1%が1~2時間、13.6%が2~3時間でした。また、ごく一部の回答者は職場に昼休みの場所が設けられており、大多数の企業は昼休みの時間を設けているものの、昼寝に適した休憩場所が不足していることが分かりました。

 今回の調査では、従業員が規則正しい昼寝の習慣を持ち、昼寝の場所を提供している企業を「昼寝フレンドリー企業」と定義しています。一線都市(北京市、上海市、広州市<Guangzhou>、深セン市<Shenzhen>)の中で、広州市と深セン市は「昼寝フレンドリー企業」の割合が比較的高く、それぞれ10.4%と13.3%を占め、北京市と上海市をやや上回りました。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News