【3月24日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選が23日、各地で開幕し、グループCではイングランドが2-1でイタリアを下した。主将のハリー・ケイン(Harry Kane)がウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)を抜いて同代表歴代最多となる通算54ゴールを目を決めた。

 ケインはデクラン・ライス(Declan Rice)のゴールで1-0として迎えた前半終了間際にPKから追加点を決めた。フランスに敗れた昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)準々決勝では痛恨のPK失敗を喫したが、その嫌な記憶を払拭(ふっしょく)するPKとなった。

 後半はホームのイタリアも反撃し、代表デビュー戦となったマテオ・レテギ(Mateo Retegui)のゴールで1点を返した。その後イングランドはルーク・ショー(Luke Shaw)が立て続けにイエローカードをもらって退場となり、最後の10分間を1人少ない状況で戦うことになったがそのまま逃げ切った。

 イングランドにとっては、1961年以来となるイタリア戦のアウェー勝利で、敗れた前回大会決勝の一定のリベンジも果たした。(c)AFP