【3月21日 AFP】サッカーフランス代表のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が、代表を引退したGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)の後任として主将に就くことが分かった。同代表に近い関係者が20日、AFPに明かした。

 同国リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)でプレーする24歳のエムバペは、この日ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督との話し合いの後に、提案を受け入れたという。

 36歳のロリスは10年以上キャプテンを務めていたが、今年1月に代表引退を表明していた。

 昨年12月のW杯カタール大会(2022 World Cup)決勝で敗れたフランスでは、ラファエル・バラン(Raphael Varane)も代表を引退しており、副主将にはアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が任命されている。

 代表キャップ66を数えるエムバペはPSGで副主将を務めており、19日のレンヌ(Stade Rennes FC)戦では、欠場した主将マルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")の代わりにキャプテンを務めていた。

 代表キャプテンとして迎える初戦は、24日にスタッド・ド・フランス(Stade de France)で行われる欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選のオランダ戦となる。(c)AFP