写真=Pixabay(c)MONEYTODAY
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【03月23日 KOREA WAVE】韓国の暗号資産(仮想通貨)市場規模が昨年下半期、約19兆4000億ウォン(1ウォン=約0.1円)と1年前の55兆2000億ウォンから65%減少していた。金融情報分析院が19日に発表した「2022年下半期暗号資産事業者実態調査結果」でわかった。上半期(23兆ウォン)と比べても16%減少しており、実体経済の萎縮や大手暗号資産取引所FTXの破たんなどが影響したとみられる。

調査は36の暗号資産事業者(27の取引業者、9つのその他の業者)を対象に実施された。

昨年末現在、国内暗号資産の時価総額は約19兆ウォンで、ビットコインの価格も昨年6月末の1万9000ドルに比べて16%下落した1万7000ドルだった。

27の暗号資産取引業者の総取引金額は545兆ウォン。売上高は5788億ウォンで上半期(1兆ウォン)比42%減少した。営業利益は1274億ウォンで80%減少した。

暗号資産事業者に登録されたアカウント数は1178万個で、上半期比132万個減少した。実際に暗号資産を利用した個人顧客は627万人(アカウント)で、30代男性の133万人が最も多く、40代男性(120万人)が続いた。

1億ウォン以上の保有者は2万5000人で全体の0.4%、1000万ウォン以上の保有利用者の割合は6%だった。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News