井上尚弥、フルトンとの世界戦延期 拳を負傷
発信地:東京
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【3月23日 AFP】ボクシング、前世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(Naoya Inoue)は22日、練習中に拳を負傷したため、5月7日に横浜アリーナ(Yokohama Arena)で予定されていたWBC、WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(Stephen Fulton、米国)とのタイトルマッチが延期になったと発表した。所属ジムによれば、7月開催で再調整される見通し。
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井上は昨年12月に世界バンタム級4団体統一を果たし、その後王座を返上してスーパーバンタム級に転向。フルトン戦で同級デビューを予定していた。
井上は「多大なご迷惑」をかけてしまったとフルトン陣営に謝罪し、「今のままでは万全な状態でリングに上がる事が極めて困難だと判断させていただき、苦渋ではありましたが、今回の決断に至りました」と説明した。(c)AFP