【3月20日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2023)第3戦、ラリー・メキシコ(Rally Mexico 2023)は19日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が単独最多となる7回目の優勝を果たした。

 35.8秒のリードを手に最終日を迎えたオジェは、最後まで危なげなく快勝。今季3戦を終えて56ポイントとし、総合順位でも首位に立った。

 レースはヒョンデ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が27.5秒差の2位、オジェのチームメートのエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)が3位に入った。昨季総合優勝を果たしたトヨタのカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)は約2分差の4位だった。

 ラリー・メキシコは新型コロナウイルスの影響で中止が続き、今回は2020年以来の開催だった。シーズン第4戦は4月にラリー・クロアチア(Croatia Rally 2023)が行われる。(c)AFP