【3月18日 AFP】第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は17日、米マイアミで準々決勝が行われ、メキシコが5-4でプエルトリコに逆転勝ちし、日本との準決勝へ駒を進めた。

 初回、プエルトリコはメキシコの先発フリオ・ウリアス(Julio Urias)に対して打線が爆発し、ハビアー・バエズ(Javier Baez)とエディー・ロサリオ(Eddie Rosario)の連続本塁打などで一気に4-0とリードを奪った。

 だが、メキシコはその後、ウリアスが落ち着きを取り戻してプエルトリコ打線を零封。

 そして2-4として迎えた7回、2回にソロ本塁打を打っていたイサック・パレデス(Isaac Paredes)が満塁で打席に立つと、ホルヘ・ロペス(Jorge Lopez)から2点適時打を放ち同点。さらにルイス・ウリアス(Luis Urias)も右適時打で続き、逆転に成功した。

 プエルトリコは直後の8回に同点のチャンスを迎えたが、エマヌエル・リベラ(Emmanuel Rivera)の放った飛球はフェンス際でランディ・アロサレーナ(Randy Arozarena)の好捕に阻まれた。直後にも走者一、三塁として同点に迫ったが、メキシコの救援陣が踏ん張った。

 メキシコは9回、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)の守護神ジョバニー・ガジェゴス(Giovanny Gallegos)を投入。走者2人を出したが、最後の打者を三振に仕留めて締めくくった。

 メキシコは初の4強入り。日本との準決勝は20日(日本時間21日)に行われる。(c)AFP