【3月17日 AFP】オーストラリアのパット・コンロイ(Pat Conroy)国防産業相は17日、米国製の巡航ミサイル「トマホーク(Tomahawk)」220発を購入する合意は「敵を食い止める」のに必要不可欠だと説明した。軍事的に増強する中国に対抗するため、豪政府は防衛力強化を目指している。

 コンロイ氏はトマホークはまず既存の艦船に配備され、将来的に配備される原子力潜水艦艦隊にも搭載されると説明した。

 米国防総省の関連機関は16日、トマホーク売却を公表し、総額は最大8億9500万ドル(約1200億円)になるとしていた。

 先月には日本政府も、トマホーク400発の購入を計画していると表明している。(c)AFP