【3月17日 CGTN Japanese】中国南西部・雲南省(Yunnan)プーアル市の国境の小道でこのほど、移民管理局の警察がパトロール中に、警察犬の「雲一」に案内されて覚醒剤12.47キロを発見しました。このことで「雲一」は鶏もも肉で作られた「首飾り」を贈られました。

 15日に、雲南省国境検査所プーアル支隊国境派出所の警察官は警察犬「雲一」を連れてパトロールに行っていました。トウモロコシ畑を通りかかった時、「雲一」は急に異常な興奮を示し、ほえ続けて警告を出しました。「雲一」について行った警察官はトウモロコシ畑の草むらの下に編み袋一つを発見しました。開けてみると、中から重さ12.47キロの覚醒剤が見つかりました。「雲一」のこの優れた功績を受け、指導員は「雲一」が大好きな骨付き鶏もも肉6本を使って「首飾り」を作り、たたえました。

 2歳の「雲一」は元々、爆発物探知犬でした。警察官と共に国境でのパトロールに100回以上、行方不明者の捜索に10回以上、落とし物の捜索に5回参加したことがあります。

「雲一」は優れた嗅覚と親しみやすさにより、1カ月にわたる専門的訓練を経て、麻薬探知の技能を身につけて、麻薬探知犬にもなりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News