【3月17日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)は16日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が6-4、6-4で第8シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を下し、準決勝へ駒を進めた。

 アルカラスは4度目のオジェ・アリアシム戦で初白星。今季最高レベルの試合だったと胸を張る内容で、大会後の世界ランキング1位復帰へ望みをつないだ。

 準決勝では、第11シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と対戦する。シナーは、前年覇者で第4シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を6-4、4-6、6-4で破った。

 アルカラスとシナーは昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)準々決勝でも顔を合わせ、試合終了時刻が大会史上最も遅い翌日の午前2時50分に及ぶ5時間15分の激闘を演じた。その時はアルカラスが勝利し、そのまま大会を制して史上最年少で世界ランキング1位に浮上した。(c)AFP