【3月15日 CGTN Japanese】中国南部、広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)柳州市(Liuzhou)のバス会社「恒達巴士」が、現地の名物料理「螺蛳粉(タニシ麺)」を満喫できるという新たなバス路線を2本運行しました。路線番号は2番と92番で、午前6時から午後10時30分まで単一運賃2元(約40円)で運行しています。

 タニシ麺はタニシのほか、山奈(サンナ)、八角、シナモン、クローブ、トウガラシなどの天然香料にうま味調味料を加えて作られたスープが特徴で、熱々の辛く酸っぱいスープを飲めば爽快な気分になるといわれます。近年、インスタント版の普及に伴って中国各地の人々に愛され、全国的に販売量が増加しています。

 柳州市で新設された「タニシ麺を満喫できる」バス路線は、それぞれの従来の路線をもとにタニシ麺の人気店を経由するように微調整したもので、市民や観光客に便宜を与えるとともに、現地のタニシ麺のブランディングや産業発展にも役立つとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News