軽空母模型(c)news1
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【03月14日 KOREA WAVE】韓国軍当局が韓国型戦闘機KF21の海軍用モデルKF21Nを搭載できる中型空母(重空母)開発の研究に着手する。国防省が明らかにした。

国防省は「今回の研究は不足技術確保など技術的分野に重点を置き、暫定的に今年3~12月に実施する予定」と説明した。このため海軍の軽空母事業が今回の研究を受けて重空母に転換されるのではないかという観測も提起されている。

軍当局が昨年4月から今年1月まで国防技術振興研究所主管で実施した研究では、艦載機の着艦関連の一部技術を国外と協力する場合、艦載機の国内開発が可能だという結論が出ている。

当時、防衛事業庁は「空母事業を重空母に変えるかどうか、艦載機の離着陸に射出機方式が適合しているかどうか、などに関して分析しているわけではない」としていた。

しかし、垂直離着陸機能のないKF21基盤の艦載機を開発・運用するなら、必然的に重空母以上の事業を推進するほかない。海軍の軽空母事業は垂直離着陸戦闘機F35Bを念頭に置いていたからだ。

国防省は「今回進める研究結果と空母の軍事的効果性・経済性を検討した後、軽空母事業推進方向を決める予定」と明らかにした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News