【3月13日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは12日、第27節の試合が行われ、首位アーセナル(Arsenal)は3-0でフラム(Fulham)を下し、2位マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差5を守った。

 11日の試合でクリスタルパレス(Crystal Palace)に勝利したシティは、暫定でその差を2に縮めていたが、ミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督率いるアーセナルは、予想外のタイトル争いにチームを押し上げた落ち着いたプレーぶりをみせた。

 前半に、いずれもレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)のお膳立てからガブリエウ(Gabriel Magalhaes)、ガブリエウ・マルティネッリ(Gabriel Martinelli)、マルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)が得点を挙げたアーセナルはリーグ戦5連勝とし、今季残り11試合で優勝を視界にとらえている。

 一方で3位のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、カゼミーロ(Casemiro)が退場処分となり、最下位に沈むサウサンプトン(Southampton FC)と0-0で引き分けた。

 ユナイテッドはこれでホーム22戦無敗となっているが、前節敵地で宿敵リバプール(Liverpool FC)に0-7で敗れて以来のリーグ戦で、弱々しいパフォーマンスに終わった。

 カゼミーロは34分、カルロス・アルカラス(Carlos Jonas Alcaraz)へのタックルで一度は警告を受けたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によりレッドカードを提示された。これでカゼミーロは公式戦ここ8試合で2度目の退場処分となり、4試合の出場停止が科される。

 ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)はホームでウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に2-1で勝利し、リバプールを抜いて5位に浮上している。(c)AFP