マンCがハーランド弾で辛勝、リバプールは大勝から一転敗戦
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【3月12日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは11日、第27節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)がPKで決勝点を決め、1-0でクリスタルパレス(Crystal Palace)に勝利した。
雨の降る敵地シェルハースト・パーク(Selhurst Park)で90分を通じて試合を支配したシティだったが、残り十数分でイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)がペナルティーエリア内で倒されるまでは、またもタイトル争いで大きな痛手を負うところだった。
PKからハーランドが今季公式戦34点目を冷静に蹴り込んだシティは、12日に試合を控える首位アーセナル(Arsenal)との勝ち点差を暫定で2に縮めている。
一方でリバプール(Liverpool FC)は0-1でボーンマス(AFC Bournemouth)に敗れ、復調はつかの間のものとなった。前節はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に7-0の歴史的大勝を飾っていたものの、敵地で黒星を喫したリバプールは現実に引き戻された。
フィリップ・ビリング(Philip Billing)がこの試合唯一の得点を決めたボーンマスが降格圏から脱出する中、後半にモハメド・サラー(Mohamed Salah)がPKを枠外に飛ばしてしまったリバプールは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権のかかる4位につけるトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との勝ち点差が6となった。
トッテナムはこの日、ハリー・ケイン(Harry Kane)の2得点などで、ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)を3-1で下している。
またチェルシー(Chelsea)は、3-1でレスター・シティ(Leicester City)に勝利。ベン・チルウェル(Ben Chilwell)が古巣相手に先制点を決めるも、パトソン・ダカ(Patson Daka)に同点ゴールを許したチェルシーだったが、エンソ・フェルナンデス(Enzo Jeremias Fernandez)の見事なパスからカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)が勝ち越し点を決めると、さらにマテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)が得点を挙げた。
チェルシーはこれで3連勝となり、グラハム・ポッター(Graham Potter)監督にかかる重圧をまた取り除いた。(c)AFP/Kieran CANNING