【3月12日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は11日、第24節の試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は5-3でFCアウクスブルク(FC Augsburg)に勝利。シャルケ04(Schalke 04)とのダービーを2-2で引き分けた2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との勝ち点差を2とした。

 バイエルンは開始3分で先制を許したが、15分にジョアン・カンセロ(Joao Cancelo)の加入後初ゴールで追いつき、ベンジャミン・パヴァール(Benjamin Pavard)の2ゴールで逆転。さらにリロイ・ザネ(Leroy Sane)が4点目を決めて前半を終えた。

 後半はPKから1点を返されたが、終盤にアルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)の5点目で突き放し、相手の反撃を後半アディショナルタイムの1点にとどめた。

 またバイエルンでは、サディオ・マネ(Sadio Mane)がW杯カタール大会(2022 World Cup)欠場にもつながった昨年11月のけがから復帰後初先発を果たし、アシストもマークした。

 一方、主将のマルコ・ロイス(Marco Reus)ら攻撃陣の多くを欠くドルトムントは、DFニコ・シュロッターベック(Nico Schlotterbeck)のミドルシュートで前半に先制したが、後半早々に追いつかれると、エムレ・ジャン(Emre Can)のスルーパスからラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)の得点で勝ち越したものの、残り約10分で再び同点ゴールを許し、その後は引いて守るシャルケの守備を崩しきれなかった。

 エディン・テルジッチ(Edin Terzic)監督は、コントロールを失って「勝利を手放した」と嘆き、「シャルケが狙っていた通りの、どっちつかずの展開になってしまった」とコメントした。(c)AFP