【3月12日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2023)は11日、第4節の試合が行われ、前回王者フランスが53-10でイングランドに大勝した。

 イングランドにとって、ホームのトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で43点差での黒星は過去最悪で、敵地を含めても過去ワースト3位の大敗。わずかに残っていた優勝の可能性も消えた。

 フランスはティボー・フラマン(Thibaud Flament)、シャルル・オリヴォン(Charles Ollivon)、ダミアン・ペノー(Damian Penaud)がそれぞれ2トライ、トマ・ラモス(Thomas Ramos)が1トライと計7トライを獲得。先制トライを決めたラモスはこの日23得点をたたき出した。

 第2節ではグランドスラム(全勝優勝)を狙うアイルランドに敗れテストマッチの連勝が14でストップしていたが、そこから2連勝で連覇の望みをつないでいる。

 一方のイングランドは、これでエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)氏からスティーブ・ボーズウィック(Steve Borthwick)氏にヘッドコーチ(HC)が交代してから4戦2敗。ボーズウィックHCは試合後、「われわれと世界トップレベルのチームとの間には大きな開きがある」と述べた。(c)AFP