【3月11日 AFP】第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、東京ドーム(Tokyo Dome)で1次ラウンド・プールBの試合が行われ、日本は宿敵・韓国に13-4で圧勝して2連勝とし、準々決勝進出に前進した。

 日本は先発マウンドに上がったダルビッシュ有(Yu Darvish)が3回に一発を許すなどして3失点を喫し、この回限りで降板。韓国が得点を生かしていれば試合は全く別の展開にもなり得たが、日本はその裏の攻撃で4点を奪い、すぐさま逆転に成功した。

 序盤こそ苦しんだ日本だったが、中盤以降は韓国を圧倒。3安打5打点の大活躍を見せた吉田正尚(Masataka Yoshida)を中心に大量リードを築き、大勝を飾った。

 大谷翔平(Shohei Ohtani)は本塁打こそお預けとなったが、二塁打を含む2安打2得点でチームに貢献。米国出身のラーズ・ヌートバー(Lars Nootbaar)はこの試合でも輝きを放った。

 一方の韓国はまさかの敗戦を喫したオーストラリアとの初戦に続く連敗となり、1次ラウンド敗退が現実味を帯びてきている。

 日本は次戦、11日にチェコと対戦する。(c)AFP