【3月12日 CGTN Japanese】中国中部の河南省(Henan)洛陽市(Luoyang)では、「生活新境」というコミュニティーがこのほど、新たな試みを始めました。新型コロナウイルス感染症が深刻な時期に、市民に毎日PCR検査を無料で提供していた臨時施設は、感染状況の緩和、生産と生活の秩序回復に伴い、忘れられつつあります。しかし、コミュニティー「生活新境」などでは、手を入れることで、この臨時施設が近隣の助け合いの場となる「暖心亭」に変貌しています。

 運営初日には、多くの住民から、「今の若者は出かける前に天気予報をあまり確認しないので、ここに傘を置いておけば役に立つかもしれない」「この本はうちの孫娘が大好きな読み物で、ここに置いてもっと多くの子どもに読んでもらいたいと言っている」などと歓迎され、自宅で使われなくなった品々が届けられました。

 このコミュニティーは、「暖心亭」の設計当初から、1カ月かけて訪問調査を行い、住民の希望を十分に収集した上で、最終原案を決めました。狭いものの機能がそろっていることから、「住民たちが要らなくなった物を交換する小型中古市場にとどまらず、コミュニティー内の小さな生活交流空間にもなっている」とされています。また、民意募集簿、意見箱、願いの壁なども備えており、コミュニティー管理に関するアドバイスを収集することもできています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News