【3月8日 CGTN Japanese】中国税関総署が7日に発表したデータによりますと、韓国は今年1〜2月、2022年に1年間維持していた中国の第4の貿易相手国の地位を日本に取って代わられ、第5位となったことが分かりました。現在、中国の五大貿易パートナーは、東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧州連合(EU)、米国、日本、韓国となっています。

 データによりますと、中国は19年連続で韓国の貿易相手国第1位の座を占めています。また、2021年の中韓貿易規模は、韓国と米国、日本、欧州の貿易合計に迫り、韓国の輸出のうち25%が中国に渡っています。

 中国税関総署が7日に発表したデータでは、今年1〜2月の日本と中国の貿易総額は3449億2000万元(約6兆8000億円)で、韓国と中国の貿易総額3325億4000万元(約6兆5600億円)を上回ったということです。中でも注目すべきは、今年1〜2月の韓国の対中輸出が23.3%減と大幅に減少し、中韓貿易規模の減少の最も重要な原因となった点です。これに対し韓国メディアは、韓国の対中輸出の減少は主に重要製品とされる半導体の輸出量の減少によるものと分析しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News