中国では、HPVワクチン無料接種の段階的実施を
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【3月9日 CGTN Japanese】全国人民代表大会(全人代)代表を務める広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)梧州市(Wuzhou)赤十字会病院外来診療部の鐘燦(Zhong Can)主任はこのほど、HPVワクチンの無料接種の段階的実施に関する議案を提出しました。
中国の子宮頸(けい)がん罹患(りかん)率を効果的に下げるため、鐘燦氏は国家レベルでHPVワクチン接種を民生プロジェクトに組み入れるよう呼びかけています。具体的には、「適齢女子(中学1年の女子生徒)の2価HPVワクチン接種を国家免疫計画に組み入れて実施する。ワクチン接種を段階的に医療保険償還項目に組み入れ、一定の優遇政策を与えるなどの形で、適齢期の女性がHPVワクチン接種を積極的に受けるよう奨励する。適齢期の女性のHPVワクチン無料接種を段階的に実施する」としています。
代表らは専門委員会に議案を提出し、その後、全国人民代表大会は会議を開いて議案を審議します。HPVワクチンの無料接種に関する議案が採択されれば、これが実施されることにより大勢の女性の健康が守られます。
子宮頸がんは中国人女性の健康を甚だしく脅かす「キラー」で、病因が明確で、予防・制御可能な唯一のがんでもあります。中国のHPVワクチンには2価、4価、9価の計3種類があり、それぞれ3回接種する必要があります。そのうち、2価はすでに国産化されており、接種完了まで1077元(約2万1200円)の費用が必要です。4価と9価は供給が需要に追いつかず、すべて輸入に頼っており、接種完了までそれぞれ2484元(約4万9000円)と3984元(約7万8500円)がかかります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News