【3月7日 AFP】イタリア・セリエAで首位に立つナポリ(SSC Napoli)でプレーするナイジェリア代表FWのヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)は6日、今季の得点部門で現在トップに立っている中で、将来はイングランド・プレミアリーグでプレーしたいとの夢を語った。

 24歳のオシムヘンはこの日、イタリアの外国人記者協会が選ぶ2022年の年間最優秀選手賞の授賞式が行われたローマで、ナポリファンにリーグ優勝をもたらしたいと話した一方で、将来も見据えていると明かした。

 オシムヘンは「多くの人々が、プレミアリーグが最高で最強のリーグだと考えている」としつつ、「自分は今、イタリア・セリエAという世界最高のリーグの一つにいる」と話し、「もちろん、いつかプレミアリーグでプレーする夢を達成するために、今は懸命に努力しているところで、その過程においてこの勢いを持続させていきたい」と語った。

 2020年にフランス・リーグ1のリール(Lille OSC)からナポリに加入したオシムヘンは現在、今季リーグトップの19得点を記録している。クラブも2位に勝ち点15差をつけて首位を独走しており、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)時代以来のリーグ優勝に向かっている。

 オシムヘンは「サッカー選手としてナポリに来ると、サッカーへの愛が一層増していく。なぜなら、ここの人たちはサッカーとチームへのサポートが人生の基盤になっているからだ」とし、「彼らに記憶に残るような何かを与えることは、自分にとって大きな使命だ」と語った。(c)AFP