パリ五輪チケット、8割が高すぎると回答 仏調査
このニュースをシェア
【3月6日 AFP】2024年パリ五輪のチケット代について、フランスで行われた調査の結果、5人中約4人が高すぎると考えていることが分かり、国民が大会側へのフラストレーションをためている現状が浮き彫りになった。
調査会社オドクサ(Odoxa)が国内テレビ局とスポーツ賭博企業向けに行った調査では、回答者の82パーセントが、チケットは「手頃な価格ではない」と答え、79パーセントが購入手順が「複雑」と考えていることが分かった。
チケットの抽選販売が約2週間前に始まってから、大会主催者は釈明に追われている。当選者は三つのイベントの希望する席を同時に購入する必要があるが、多くの競技のチケットは最低でも80ユーロ(約1万1500円)するため、4人家族ですべて観戦しようと思うと1000ユーロ(約14万4000円)近くが必要になる。
主催者は「広く開かれた五輪」をスローガンに掲げ、100万枚のチケットを24ユーロ(約3500円)、さらに全体の半数近くを50ユーロ(約7200円)以下で提供すると宣言していたが、そうした安値で手に入れるのが難しくなったことが不満の要因にみえる。
SNSには、陸上で最高690ユーロ(約10万円)に達する価格や、フェンシングやスポーツクライミングのチケットがあっという間に売り切れ、入手困難化している状況への批判があふれている。組織委のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長はラジオ番組で、「2012年ロンドン五輪より高いわけではない」と話し、「サッカーやラグビーのW杯と同じ。こういう価格帯なんだ」と主張している。
今回発売されたのは約300万枚で、今後は2回で合計700万枚が売り出される。第2次販売は5月に開始し、開会式と閉会式を含め1イベントずつの購入も可能となる。最終3次販売は年末に予定されている。(c)AFP