【3月5日 CGTN Japanese】中国農業農村部によりますと、国家一級保護動物である長江スナメリの個体数は2022年が1249頭で、5年前の2017年に比べて23.42%増加しました。

 湖北省(Hubei)の宜昌市(Yichang)と洪湖市(Honghu)、安徽省(Anhui)の安慶市(Anqing)と銅陵市(Tongling)、江蘇省(Jiangsu)の南京市(Nanjing)などの長江本流にある水生生物保護区で、スナメリの親子99組が発見されました。保護区はスナメリの種と個体群の回復において重要な機能を果たしています。

 長江では2021年1月1日から10年間にわたる禁漁が実施されているほか、2021年3月から长江保護法が実施されています。このような生態系の復元に向けた一連の措置や保護システムの段階的な整備が、スナメリの個体群回復につながっているとされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News