【3月2日 AFP】米国のメリック・ガーランド(Merrick Garland)司法長官は1日、ウクライナ侵攻に参加するロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は「戦争犯罪人だ」との見解を示した。

 ガーランド氏は上院司法委員会の公聴会で、司法省は、ウクライナが進めているロシアのウクライナ侵攻開始後に行われたとされる戦争犯罪の捜査を支援していると証言。捜査対象にはワグネルによるものとされる戦争犯罪も含まれているとした上で、同社を経営するプリゴジン氏は「戦争犯罪人だ」と述べた。

 さらに「ワグネルには(ウクライナ東部)ドンバス(Donbass)地方の住民への攻撃に対する責任がある。ロシアの刑務所から受刑者を(戦闘員として)連れて来るなど、理解し難い行動をしている」と非難した。(c)AFP