【2月28日 AFP】南極域の海氷面積が先週、人工衛星による観測が始まって以降の45年間で最小を更新した可能性が高いことが分かった。米専門機関が27日、データを公表した。

 コロラド大学ボルダー校(University of Colorado Boulder)に設置されている国立雪氷データセンター(NSIDC)の研究チームによると、21日時点の南極海(Antarctic Ocean)の海氷面積は179万平方キロと、昨年の最低値を13万6000平方キロ下回った。

 NSIDCは今回の数値は速報値だとし、3月上旬に最終データを発表するとしている。(c)AFP