【2月27日 AFP】亡命中のベラルーシの反体制派は26日、パルチザンが同国首都ミンスク近郊マチュリシチ(Machulishchy)飛行場で、ロシア機を破壊したと発表した。

 反体制派のスベトラーナ・チハノフスカヤ( Svetlana Tikhanovskaya)氏の顧問フラナク・ビヤチョルカ(Franak Viacorka)氏がツイッター(Twitter)に、「パルチザンからマチュリシチ飛行場でのロシア機爆破特殊作戦に成功した」と報告を受けたと投稿した。

「2022年初め以降でもっともうまくいった作戦」だったとしている。

 ビアチョルカ氏によると、実行したのは2人のベラルーシ人で、ドローンを使った。2人は既に国外に脱出し、安全な場所にいるという。

 爆破された飛行機の種類は明らかにしていないが、3億3000万ユーロ(約475億円)相当の価値があったとしている。反体制派と近いニュースメディアは、早期警戒管制機「A50」だと報じている。

 チハノフスカヤ氏はニュースを受け、ロシアによるベラルーシの「ハイブリッド」な占領に抵抗を続けるとともに、ウクライナの自由のために戦うすべてのベラルーシ人を誇りに思うとツイッターに投稿した。

 AFPは爆破について裏付けを取れていない。また、現時点ではロシア軍の発表はない。(c)AFP