【2月27日 AFP】22-23スペイン1部リーグは26日、第23節の試合が行われ、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)は0-1で19位アルメリア(UD Almeria)に痛恨の黒星を喫した。前日に2位レアル・マドリード(Real Madrid)がアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と引き分けていた中で、勝ち点差を広げるチャンスを逃した。

 敵地で敗れたバルセロナは今季リーグ戦2敗目となり、無敗も13試合でストップ。レアルには依然として7ポイント差をつけているが、前週のミッドウイークにはマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に敗れてヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)敗退が決まっており、さらにチームの士気を下げる一敗となった。

 一方のアルメリアは、エル・ビラル・トゥレ(El Bilal Toure)の前半のゴールが決勝点となり、クラブ史上初のバルセロナ戦勝利を挙げた。

 バルセロナは3月2日に敵地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)でレアルとの国王杯(Copa del Rey 2022-23)準決勝第1戦を控えているが、もろさが見え始めている。

 チームを率いるシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は「今季最悪の試合をしたと思うので非常に腹立たしい」とコメント。「失敗は許されない一日だったのに、特に前半はボールを動かせず、強度とスピードを欠いた」と振り返り、「勝利に必要な情熱を見せられなかった。後半は改善したが、相手の守備が良かった」と話した。(c)AFP