【2月23日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は23日、核弾頭を搭載できる新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト(Sarmat)」を年内に実戦配備すると明らかにした。
 
 プーチン氏は「祖国防衛の日(Defender of the Fatherland Day)」に合わせたビデオ演説で、「われわれはかねて、戦略ミサイル攻撃力の強化を特に重視している。年内にサルマト・ミサイルシステムの第1陣が実戦配備される」と述べた。

「サタン2(Satan 2)」と西側の軍事専門家が呼ぶサルマトは、複数の核弾頭を搭載でき、プーチン氏が「無敵」とするロシアの次世代のミサイルだ。

 一方、米CNNテレビは、匿名の米当局者の話として、サルマトは今週、試験に失敗したと報じていた。(c)AFP