【2月22日 AFP】北朝鮮は22日、国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長が北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難したことについて、「不公正でバランスを欠いた」ものであり、自国を防衛する権利を無視していると反発した。

 北朝鮮は過去5日間で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含めて3発のミサイルを発射。「敵に対して致命的な核による報復攻撃」を与える能力を示すものだと誇示した。

 グテレス氏は、18日のICBM発射を受け、北朝鮮に対して「さらなる挑発的な行動を取るのを直ちにやめる」よう呼び掛けた。

 北朝鮮の金先敬(Kim Son Gyong)外務次官は朝鮮中央通信(KCNA)を通じた声明で、「(グテレス氏の)極めて不公正でバランスを欠いた態度に強い不満と抗議の意」を表明した。(c)AFP