中国山西省長治で3基の唐代紀年墓発見 茶器のセット出土
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【2月21日 CGTN Japanese】中国の山西省(Shanxi)考古研究院は18日、黄河中流、山西省南東部に位置する長治市(Zhangzhi)潞州区屈家荘にある唐代墓地の考古学的成果について、唐代の5基と、明、清時代の25基の墓を発掘・整理し、そのうち唐代の3基には正確な紀年があることなどを明らかにしました。
今回の発掘は山西省考古研究院、長治市古建築保護と考古研究所により、2022年4月から5月にかけて行われたものです。その中で、M 1、M 20、M 21の唐代の墓から墓誌が出土し、咸通2年(西暦861年)、咸通6年(西暦865年)、咸通9年(西暦868年)といずれも正確な紀年が確認できました。3基の墓はいずれも土洞墓で、形が似ており、合計48点の出土品がありました。
M1墓室の底近くの周りの墓壁に16個のアーチ型の壁龕があり、中には焼かれていない泥俑がありました。これらの表面の彩色はほぼ落ちていて、その下の白灰の跡だけが残っています。
M20墓室の北東部から白磁の「執壺(古代中央アジアで流行していた盛水器や酒器)」、白磁の茶碗、白磁の茶杯、鉄製のスプーン、鉄製茶挽きなどの茶器が出土して、完全な茶器セットとなっています。また、M21では墓誌のほか、いくつかの割れた陶磁器の容器も出土しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News