【2月20日 AFP】22-23フランス・リーグ1は19日、第24節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は終了間際のリオネル・メッシ(Lionel Messi)の直接FK弾でリール(Lille OSC)から4-3の勝利を収めた。

 PSGは2点をリードしたところから2-3と逆転を許したが、この日2ゴールを挙げたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の得点で終盤に追いつくと、後半アディショナルタイム5分のメッシの直接FKで乱打戦を制した。

 公式戦の連敗を3で止めたPSGは、同日3-2でトゥールーズ(Toulouse FC)を退けた2位オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)と勝ち点5差の首位を維持した。両チームは次節、マルセイユのホームで直接対決を迎える。

 しかしその前に、PSGではネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が負傷するという心配なアクシデントも起こった。右足首をひねり、後半の早い時間帯で交代を強いられたネイマールは、担架に乗る際に涙を流しているようにも見えた。

 クラブはその後、骨折ではないことは判明したが、近日中に詳しい検査を行って靱帯(じんたい)の損傷について調べると話しており、3月8日に行われるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)決勝トーナメント1回戦第2戦を欠場するおそれが出てきている。(c)AFP/Andy SCOTT