【2月18日 AFP】3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米代表メンバーに選ばれていた大リーグ(MLB)・ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)投手が17日、出場を取りやめたと明かした。

 3度のサイ・ヤング賞(Cy Young Award)受賞を誇るカーショウは記者に対し「WBCには出場できない。非常に残念。あらゆる方面から実現へ向けて取り組み、いろいろなことを試みた。体に問題があるわけではない。ただうまくいかなかった」と語った。

 大会期間中に35歳を迎えるはずだった中で、「本当に出たかった。自分としてはおそらく最後のチャンスだった」としつつ、「残念だが仕方ない。シーズンに向けて準備する」と話し、3月30日にホームで迎えるアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)との開幕戦に気持ちを切り替えた。

 カーショウは詳細を伏せたが、複数の報道によれば、過去の負傷歴によりWBC出場中の保険に加入できなかったという。(c)AFP