【2月16日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は15日、決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はカリム・アデイェミ(Karim Adeyemi)が見事なカウンターアタックから決勝点を挙げ、1-0でチェルシー(Chelsea)を下し、準々決勝進出に前進した。

 後半序盤、チェルシーに攻め込まれ続けていたドルトムントだったが、63分に相手CKのクリアボールを拾うと、このチャンスを見逃さなかったアデイェミは、ピッチを駆け抜けてエンソ・フェルナンデス(Enzo Jeremias Fernandez)とGKケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)をかわしてゴールを決めた。

 この勝利でドルトムントは敵地ロンドンで行われる第2戦で引き分ければ、ここ4シーズンで2度目となる8強入りが決まる。

 一方、同日行われたもう1試合では、ベンフィカ(Benfica)が敵地でクラブ・ブルージュ(Club Brugge)に2-0で勝利し、準々決勝に近づいた。

 敵地ヤン・ブレイデルスタディオン(Jan Breydelstadion)に乗り込んだベンフィカは、51分にジョアン・マリオ(Joao Mario)のPKで先制すると、終盤には相手守備陣のすきを突いた途中出場のダビド・ネレス(David Neres)が追加点を決めた。(c)AFP