【2月15日 AFP】ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)創設者のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は14日、欧米の選挙に干渉してきたと批判されているトロール・ファーム(情報工作組織)「インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)」について、自身が設立したと初めて認めた。

 欧米の制裁対象となっているプリゴジン氏は長年、ロシア第2の都市サンクトペテルブルク(St. Petersburg)に拠点を置くIRAを運営していると非難されてきた。

 プリゴジン氏は「私が考案し、設立し、長い間運営してきた」「西側諸国の粗野で攻撃的かつ反ロシア的なプロパガンダから、ロシアの情報空間を守るために創った」と説明した。

 プリゴジン氏は昨年11月の米中間選挙の前夜、結果に影響を及ぼそうとしたことを認めた。(c)AFP