【2月15日 AFP】米軍のF16戦闘機が12日、ミシガン州とカナダ国境付近にあるヒューロン湖(Lake Huron)上空で未確認飛行物体を撃墜した際、発射したミサイルの1発目が目標を外していたことが分かった。

 使用された空対空ミサイル「サイドワインダー(Sidewinder)」は、1基当たり少なくとも40万ドル(約5300万円)に上る。

 米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー(John Kirby)戦略広報調整官によると、1発目は命中せず、ヒューロン湖に落下。2発目で撃墜に成功した。

 当局は現在、落下した物体の残骸を捜索している。

 米軍は今月4日、偵察活動を行っていたとされる中国の気球を大西洋上空で撃墜。10~12日にも、ヒューロン湖上空に飛来したものを含め飛行物体を計3個撃ち落とした。(c)AFP