【2月14日 AFP】22-23スペイン1部リーグは13日、第21節の試合が行われ、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は久保建英(Takefusa Kubo)の先制点もあり、3-2でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)を下した。

 23分、久保はクロスのクリアボールを拾うとニアポストに強烈なシュートを蹴り込み、ソシエダが敵地で先行。これで久保は今季4ゴール目となり、これまでお世辞にもよかったとは言えないシーズンが続いていた中で、ソシエダでは状態が改善されたこと示している。久保は、マジョルカ(RCD Mallorca)やビジャレアル(Villarreal CF)、ヘタフェ(Getafe CF)での過去3シーズンでリーグ戦6ゴールにとどまっていた。

 公式戦ここ3試合で勝ち星のないソシエダは、51分にアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)が追加点を挙げると、63分には久保のクロスが相手DFレアンドロ・カブレラ(Leandro Cabrera)のオウンゴールを誘発した。

 エスパニョールは74分にセルジ・ダルデル(Sergi Darder)が1点を返し、さらに87分にはブライアン・オリバン(Brian Olivan)が点差を縮めて、試合は緊張感のある終盤を迎えたが、アディショナルタイムにはカブレラが退場処分を受けた。

 3位のソシエダはこの結果、15日にエルチェ(Elche CF)との一戦を控える2位レアル・マドリードとの勝ち点差を暫定で3に縮めている。(c)AFP