22年欧州CL決勝の混乱はUEFAに「責任」 調査委が結論
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【2月14日 AFP】昨年のサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)決勝のリバプール(Liverpool FC)対レアル・マドリード(Real Madrid)戦で起きた混乱について、欧州サッカー連盟(UEFA)の調査委員会は13日、連盟自体に「一義的な責任」があると結論づけた。
調査委の報告書では、「大惨事になりかけた混乱については、大会の主催者であるUEFAが一義的な責任を負うとの結論に至った」と述べられていた。また、当日の警備モデルが、多数の死者を出した1989年の「ヒルズボロの悲劇(Hillsborough Disaster)」に基づく、リバプールのフーリガニズムに影響されていたことに驚かされたとも記された。
調査委はまた、「サンドニ(Saint-Denis)協定で定められた安全、警備、そしてサービスのモデルは、警備的アプローチを優先に無視された」としている。
昨年5月28日に仏パリ郊外のスタッド・ド・フランス(Stade de France)でレアルが1-0で勝利したこの一戦は、大勢のファンが押し寄せてスタジアムのゲートを通過できず、試合開始が37分遅れる混乱が起きたことによって暗い影を落とした。
警察はこのとき、スタジアムを囲む金属フェンスの後ろで身動きが取れなくなっていた数千人のサポーターに対し、催涙ガスを噴射した。
UEFAは当時、キックオフ前に数千人がスタジアムの外で何時間も待たされていたにもかかわらず、リバプールファンの到着が遅れたことに責任を負わせようとした。仏当局もその後、問題の原因は「大規模」なチケット詐欺にあると主張していた。
一方、昨年7月に仏上院が行った調査では、警備体制の不備によって大混乱になっていたことが判明した。(c)AFP/Damian MCCALL